大手ハウスメーカー パナホーム築の昭和の2DKアパート2棟の再生事例
それは、2017年の秋のことでした。
1人の年配の大家さんが、東京都心から弊社にアポイントの上、
所有されるアパートのお悩み相談できづな住宅を訪ねていらっしゃい
ました。
オーナーからの相談
空室が多くなってきて困っている
今の管理会社に入居者さんが不満を持っているようだ
変えようにも変えられなくズルズル来たが、
きづな住宅に再生を委ねたい
「現地に答えはありますので、拝見して来ます!」
私はそうお答えし、翌日相棒のワーゲンバスで越生へ向かいました。
正面から見ると何でも無いのに、裏に回ると、アレレ…
サイディングが爆発しているではないですか!
これはガンで言えばステージ4前期です。
余命を告知したくなるような状況…
空室の室内はまだ見ていないけど、おおよそ想像がつきました。
きづな住宅は真心とチームワークで川越一を目指す建物メンテナンスの匠集団です。
早速、弊社の板金の匠とサイディングの匠、塗装の匠と
現場を調査。
また、空室の下の室内からも雨漏りなどがないかチェック。
私達が出した結論は、直せる!
と言うことで、早速、各職に見積もり→工事の段取りを依頼しました。
サイディングとサイディングの継ぎ目もご覧の通り
あまり大きな声では言えないのですが、
このアパートの外壁工事、大手ハウスメーカー、
Pana Homeの建物ですが、
サイディング板を上下逆に貼っていたのと、
水切りの収まりが標準施工では無かったことが
弊社の匠の調査で解りました。
オーナーには、保証期間も優に過ぎており、
仮にこの施工ミスが無くとも、外装工事の適切な
期間を相当経過しているので、これはオーナー負担で
直すしかないと伝え、取り掛かることになりました。
コンプライアンスと熱血指導の間。 日本位は名職人、名人、凄腕の営業マンがいなくなる?
私自身、大学卒業後、最初の就職先は大手ハウスメーカーでした。
今も古巣のミサワホームと組んで、
きづな住宅✖️ミサワホームやアキュラホームと仕事をすることもあります。
大手ハウスメーカーと言えども、工業化率は高く、
現場せこが少ないとは言え、家は人がつくるもの。
ミスや時には大失態だってあります。
どの業界でも、どの会社でも、
大きい会社ほど
「業界人、社内の人間だから知っているヤヴァイ話」
ってありますね。
色々な業界のお客様と話を毎日するきづな社長は
この辺のことをよく知っています。
はい、最近出てきた
神戸製鋼
三菱マティリアル
スバル
日産
旭化成建材
JR北海道
などの不正に
日大タックル
相撲協会の闇
ボクシング会長の闇
レスリング指導者と選手ののゴタゴタ
など、
教育現場での行き過ぎ、権威者の暴走
が取り沙汰されております。
私は、このようなコンプライアンス吊るし上げ祭りには
良い面と悪い面があると思います。
勿論、暴力や本人が望まないサービス残業やブラック雇用
はいけないと思います。
しかしながら、私がそうだったように、
自ら望んで残業代が出なくとも残業しまくった20代。
どんなに罵られ、時に体罰を受けてでも、
それを自分が上司の愛情だと捉えられ、鍛えられた私の過去
があります。
あの指導がなければ、私の今はない。
そう考えると、これからの世の中は
クリーン過ぎる建前ばかりの指導者が増え、
ほどほどほどほどのぬるい指導しかコンプライアンスや
簡単にSNSやネットで通報と言う恐ろしい世の中、
身の保身が優先の上司や役員が増えること間違いありません。
そうなると、
若い名人が育ちにくい
金太郎飴の日本人を量産
画一化、マニュアルロボットサラリーマンだらけ
の世の中になるかもしれません。
職人の世界や営業の世界、スポーツの世界って
厳しい指導の元に、一流が育って来た経緯があり、
勿論、素材が良い、素直、愛がある指導、一線を超えない
などという指定の掟はあったものの、その掟を
数値化したり、マニュアル化したりできない点で
「もうやめておけ」
コレが日本の弊害にならないか心配です。
南側と道路側から見ると、あのボロボロの
サイディングの劣化はなく、色褪せはありますが、
元の管理会社は見落としたのでしょうか?
それとも、見ていないのでしょうか。
おそらく、見ていなかったのだと思います。
建物の定期点検までする管理料はもらっていない!
とか
それは建築会社がやるものだ
とか言う、不動産賃貸管理会社が多く存在するのも
また事実なのです。
ただ、見ても解らないレベルの人も相当数生息しています。
外装工事、ビフォー
正面から見たアパート。
もともとの水色は??
オーナーも私もよっちゃんも水色は嫌だよね、で
団結。
弊社のイメージカラー、グリーンを上手く塗り分けて
塗ることにしました。
越生町は緑豊かな自然があるため、フォレストの
イメージで!!
折角創るなら、日本一、埼玉一、川越一、越生町1番の不動産賃貸管理看板にしたい
おなじみ、きづな住宅の夫婦の顔が出ている管理看板がつきました。
コレの効果って計り知れないですよ。
看板を見て、電話しました!! って川越の管理物件で特に多いです。
安心感があるのかもしれません。
大家さんへ、
この管理看板は、全て弊社が負担して制作しております。
看板代は大家さんからは頂いておりません。
効果の高い、入居率が高いきづな住宅の賃貸管理に
替えてみませんか?
大家さん、物件が古くても諦めないで下さい!!
古いからどうせダメでしょ、
どの不動産屋に聞いても、建て替えた方が良いと言われている もう諦めているよ、
朽ち果てるまでこのままでいいよ
コレが一番弊社が得意な分野だったりします。
昭和30年代、40年代、50年代の元はボロで不人気でしたが 今やスター物件達の今をご覧になりませんか??
どうせダメなら!!
大家さん、古くても諦めないで下さい
古いから決まらない、は間違っていることも多いです。
怠けている、発想のない、知恵も行動力もない 不動産屋の言い訳に
付き合っていては、 大家さんが疲弊すること間違いなしです。
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