川越の昭和30年代のアパートの川越真心1番不動産を目指すきづな住宅の浴室改修工事事例
夜7:30の電話。それは真心賃貸管理会社にとっては魔の時間。
大抵は良い電話ではない。
皆さんお帰りになって何か問題があるので電話してくる。
きづな住宅が24時間対応なのには理由があります。大抵の賃貸管理会社では、
夜6時から6:30には留守電。火曜水曜は留守電。
朝は10:00まで留守電。 最近は始業が9:15分とかの不動産会社も増えては来ましたが、
殆ど10:00から。
これではお客様は苛立ちます。
24時間アウトソーシングしないで、社長が全件対応するから処置が適切で早い。
とにかく、電話してきているご入居者さん、家を創って頂いたお客さんから
の事もありますが、皆様困っていらっしゃるのです。
だから、なるべく早く対処して差し上げたい、きづな住宅ではそう思っています。
たまに、電気がつかない→お客さんの照明器具の故障
エアコンがつかない→リモコンの電池切れ
ガスが付かない→元栓が閉まっている
トイレが溢れた→溢れさせただけ
深夜に鍵を落としたから開けてくれ→やっぱりあった
などという事もありますが…
さて、今回は「お風呂の上から水が漏れてくる」
というクレームでした。
在来浴室(バランス釜)の老朽化による配管・防水の劣化の修繕
この様な電話がかかってきたら、先ずは雨漏りを疑います。
しかし、現場に答えはあります。目視してこれは上の階の
浴室の給排水管からの水漏れでは無いかと推察し、翌日には
チームを結成。
ガス、水道、左官、防水、塗装、大工これらの職人を集めなければなりません。
しかも古い物件こそ「ベテラン」が良い。
若い職人は新しいものばかり扱っているので、経験が少ないから
ベテランが良いのです。
「最近はこういう現場、減ってきたよなぁ」
さて、どの様に解決するかと言いますと…
上の写真をご覧ください。
バランス釜を撤去して、床とタイルを剥いでみると…
やはり、浴室排水管の劣化が原因でした。
大元の配管を整備し直し、床と壁を作り直し、
防水をかけて、保護モルタル塗って仕上げて。
天井は多能工の左官屋さんが貼ってくれ、仕上げにペンキ。
ガス屋さんの器具セットも、入居中工事ですから、
集めたその日に入居者さんの休みと帰宅時間をおたづねし、
なるべく最短で終わる工程を組む指揮をきづな社長が執りました。
この段取りこそ、特に入居中工事のキモ。
丸投げの管理会社ですと、工事が長引いたり、
工事予定日を入居者と上手くコミュニケーションが取れていなく、
クレームになったり、費用が高かったり。
家主さんと借主さんの為になるべく良い対応となるように
するには、「建築に精通し、経験豊富な人間で、借主さんと人間関係が出来
ている管理人」自らが動くことが一番です。
だから、私は、いつも枕元に電話が3つ、初動の対応を
全て引き受けているのです。
大変な仕事ではありますが、人と人のあったかいつながりを
頂ける最高の仕事だと思っています。
だから、私は不動産屋と言われたく無いです。
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